近況報告
近況とはいっても、なんてことはない。
ブログを書くのを随分さぼってしまった。
9月に、またひとつ歳をとった。
「歳を重ねた」という表現は素敵だ。
今年の夏も暑さが厳しかったが、今年、体調は日に日によくなって、体力もついてきている。
エクササイズを32日間連続でできた。
また再開したい。
今年は読書もはかどっている。
主に通勤の電車で読む。
仕事の後に自炊できる日もとても多い。
心も安定している。
仕事にも慣れた。
良い変化だ。
ちいさな決意
「愛とは何か」
断定できるほど私は若くはないし、
断定できる傲慢さもない。
けれど、なんだろう…。感じたものを、感じているものを言葉にしようと試みることが私のライフワークなんだろう。
「ありがとう。あなたは私に愛を教えてくれました」
過去の自分の言葉がお守りとなり、導きとなる。
ここ1年足らずで変わったこと
2024年3月下旬に仙台から東京に引っ越し、その十日後に入籍した。
それからまだ1年も経っていないのだが、その間の自分の心の変化について書いてみたいと思う。
最近毎日夫に話しているのだが、認知の歪みや被害妄想、自意識過剰がかなり減り、生きやすくなった。
1年前は、衣食住に困っており、痩せていて、一生懸命働いているのに貧困の中にいて、余裕がなかった。
悪い目線で他人を見ていたし、いつも責められたり急き立てられている感じがした。
私は、自分のことも他人のこともゆるしていなかったし、ゆるされていないと感じていた。
(もっとも、1年前には実際に理不尽で苛烈な批判にさらされてもいた)
東京に引っ越してみると、夫のおかげで寒くなく、ひもじい思いをすることもなかった。
誰も私を責めなかった。
仕事が決まると、規則正しい生活が私の心身を健やかにしていった。
(前職は、就業時間は毎回異なり、就業日に規則性もなかった)
仕事は、私に適度な責任とやりがいを与え、私の心をいきいきとさせていった。
今の仕事は、以前の仕事よりも多くの収入があり、心に余裕をもたらしている。
今は時間と体力にも余裕がある。
家では料理をして夫と二人で食べるのが楽しい。
家庭での役割は、私の自尊心を育てる。
夫のことを猛烈に愛しても引かれない、そして夫が私のことを嫌いにならないということが、日々を重ねることでわかっていき、安心できた。
今は心が安定している。
卑屈になることがなくなり、原家族からのアプローチにおびえる度合いも減った。
今日、『PHP3月号 人生が豊かになる「ひとり」の時間』のいくつかの生地を読んだ。
そのなかに「ひとりの落ち着いた時間を持つことではじめて自分がどうしたいのか考え、自分の価値観が明確になってくる」という趣旨の文章があり、ハッとした。
今の私に必要なのはこれだ。
一昨年あたりまでの私は「誰が何と言った」、「誰が何と言っている」、そればかり言っていた。
同窓会への参加や、原家族と会うのかといった問題は、他人に「相談」するよりも前に、じっくり自分で考え、自分の心に問いかけるのが大切だったのだ。
そして、自分で判断する。
人生は、選択だらけだ。
判断力をつけることだ。
そして、自分で決めたことには適度な自信と責任感を持つのだ。
大丈夫、私は良い方向に変わっている。
2024年
2024年は国内小旅行に行けたし、東京で何度か生の音楽を聴けたし、良いことがいっぱいあった。
なかなかの距離を引っ越して、新しい仕事に就くことができた。
私にとっては、今の穏やかな暮らしが何よりも恵みだ。
冬に寒くないこと。
お風呂に好きなだけ入れること。
十分に食品を買えること。
穏やかな家庭。
幸せな気持ち。
夫には、心から感謝だ。
今の職場に採用してくれた上司、いつも力を貸してくださる先輩方にも感謝して、今後も励みたい。
2025年は、とにかく病気や怪我をしないで元気でいること。
きせつのおたより
8月の勤務も無事終えることができた。
今日は、夏の葉書の返納をして、9月からの新商品の陳列をした。
仕事から帰宅すると、葉書が。
年長の姪からだった。
嬉しかった。
職場ではいろいろな商品を扱っており(私が以前6年半働いた会社の商品もある)、サンタさんからのお手紙というのも扱っていることを知り、姪っ子に送ろうかしらと考えていたところだった。
私は、今年、自分の父親ときょうだいとひどい別れ方をして引っ越してきて結婚した。
私の新しい勤め先でお中元を扱っており、夫が、もし私の気持ちに無理がなかったら母に贈るつもりで実家にお中元を贈ってみてはどうかと提案してくれた。
実家ではこちらが贈った種なしぶどうをとても喜んで、私のきょうだいにも分けた。
数ヶ月ぶりに母と電話をした。20分ほど。
母と私はお互い元気であると伝え、近況報告した。
特に印象的だったのが姪の話。
姪は、実家の仏壇に線香を上げるときに「これは琴ちゃんの分ね。」と言って私の分も上げること。
「琴ちゃんにまた会いたいなぁ。」と言っていたこと。
もともと、姪は大人たちの誹謗中傷の場面を見てもおらず、私にとっては「私を攻撃してくる悪い人」ではなかった。
母との電話を切ってから「夫のおかげで思いがけず良いことがあった。でも、いまは、これで十分だ。」と思った。
今もその考えは変わらない。
だが、私は、帰宅後早速りすの絵の描いてある葉書を書き上げた。
月曜日に出勤したら、職場のオリジナル印を押すつもりだ。
近況
今年の3月下旬に引っ越し、年度末に結婚した。
6月にウェディングフォトと2泊3日の国内新婚旅行。
7月1日から引っ越し先で新しい仕事をしている。
早くも1ヶ月半経った。
職場は、皆さんとてもいい方々で、感謝しかない。
完全週休二日制の仕事に就けたのは初めて。
職場は近所なので、通勤時間も体力も楽だ。
6時半頃に起き上がり、8時10分頃に家を出られていることが驚きだ。
この職場の繁忙期は冬なので、夏に入社して落ち着いて仕事を覚えていけてほっとしている。
家庭では夫と二人暮らしだが、夫はとても良い人だ。「ありがとう」を忘れないようにしたい。
今、私は実家の人間から何かされているわけではないが、辛かった記憶に苛まれることが多い。
11年前に迷惑かけたからかな、という心当たりはある。
これからも夫と話し合いながら、自分に「もう◯◯しなくていいよ」と許可できるようになったらいいと思う。
7月下旬にフィットネスクラブに通い始めた。
少しでも運動不足の解消になるし、気分がスッキリする。
今、ここでの生活は、衣食住における強い不安も、日常的な強いストレスもない。
引っ越してから、14年半飲んでいた薬を他のものに変更できた。
心身の健康をベースに、仕事の勉強やFP2級の勉強や読書もしていきたい。
グロテスクそれは痙攣した笑い
明るい朝日、それに照らされる白い天井、白い壁紙、白いシーツ。私は目覚めます。
なんて典型的な!なんてありふれた光景だろう!
私はにっこりと微笑んで、貴方に言います。
「おはよう。」
そして私は、早速、貴方に卑猥なことをして差し上げようとしました。
突然、頭上から言葉が降ってきました。
「ねえ、死んでくれない?」
私は、服を着て通りに出て歩きはじめました。
その前に、歯を磨きました。ハミガキは人気の、なんという名前でしたっけ? ……そう、ライオンです。
外は暑く、蒸し蒸ししていました。
埃っぽい通りの前の方に、犬が仰向けになって四本の足を天へと上げています。
「見ろ! あれはささくれだよ! ささくれに違いない!」
町人風の男が指を指し、叫びました。
そうです、あれは狂犬病です。たとえば犬の足のささくれから黴菌が入り、黴菌が犬の全身を駆けめぐり、犬は逆さまになって痙攣しますが、しかしもとの上下に戻って「ワン!」とひと声鳴くと、また健康に戻ります。
私は歩きました。
何かを考えていたかもしれません。それでいて、何も考えていなかったのかもしれません。
思い出されること、思い浮かぶ思念、想念…。それらはむしろ、形をなさないことの方が多いのです。
私がやってしまったこと。傷つけた人びと。傷つけられた記憶。
「◯◯さん、悩むの好きだものね。」
………あれは誰の言葉だったかしら?
ずいぶん歩いたようで、もう日が暮れようとしています。
町の中にいたはずなのに、いつの間にか草原の広がる小高い丘の上にいました。
私の掌の中には、翡翠色のカフスボタンがありました。なぜ? どこから?
私は、大地に両膝を付き両手を組み、敬虔な気持ちでわたの原でもなく丘の下へ沈んで逝く、今日の太陽の死を見送っていました。
太陽が沈むと、私はまた物思いに沈んだ暗い目をして、同時に何も考えずに町の方へ歩いて行きました。
気がつくと、実家の前にいました。私は、週に何回か実家で食事をとるのです。
実家には、父、母、伯父のフランツ、妹のメアリーがいました。私は、メアリーの隣に座りました。メアリーはとても気立てが良く優しく、さらに、私のようにふらふらと出歩かないので、皆から好かれています。
私達はお祈りの後、シチーを食べはじめました。
突然、横でガチャン! という音がしました。
見るとメアリーがテーブルの上、皿の上に突っ伏しています。テーブルの上は血の海。皆は大騒ぎ。ああ、シチーが勿体無い!
私は、また歩いていました。
どのような道を進んだのか覚えていませんが、また、あの小高い丘の上にいました。
暗がりの中に、若い紳士が片方の足を立てて座っていました。
私は小走りで貴方の隣へ駆け寄り、両膝を付きました。
「これは貴方にこそ相応しいわ。受取って頂戴。」
そう言ってきれいなきれいな翡翠色のカフスボタンを差し出すと、彼は片方の眉を上げてそれを一瞥し、それを指で摘み、ぽーんと後方に投げました。
「こんな物より僕はきみのエメラルドグリーンの眼が欲しい。」
貴方はそう言うと、すっと吸い寄せられるようにして接近し、私に接吻しました。
その瞬間、びく、っと、私の両肩が上がりました。
両肩が痙攣し、まるで悪寒を感じているかのように痙攣が続きました。
目を見開いていましたが、目の前の貴方を見てはいませんでした。
胃も両腕も痙攣しました。
「……ふっ。………ははは……」
涙が流れていたことに気づいた者はありませんでした。
「ははは。あはは。…………はははははっ!」
笑いが続きました。ちっとも楽しくありませんでした。
どうして私はこんなにふしだらに歩き回っているのだろう。
どうして私は何事もなしえないのだろう。
やり切れない。考えられない。形をなす前に消えてゆく。全て、全て。
私の体も心も、私の望むようにあれたらいいのに。